ビーズ唐草の夏帯


アンティーク着物に目覚めて間もない頃
白地に唐草模様が染められた絽の帯を手に入れました


とても雰囲気がよくて気に入ったのですが、シミが酷かったので
当時あまり知識の無かった私は
クリーニングの染み抜きに出してしまったのでした


そうしたら!
特に鉄媒染の赤色の部分の布が溶けて消失してしまったのでした145.png


唖然としたまましばらく放置
でも何とかしようと模索しながら3年ほど…105.png

私に日本刺繍のスキルは無いし、フランス刺繍の糸は重すぎるし…
そうだ、ビーズ刺繍なら夏帯に合うかも…

ということで始めました


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最初は亀裂が入った部分だけ刺そうと思っていたんですど

刺繍をしているうちに
どんどん、どんどん、どんどん亀裂が広がりエンドレス状態に105.png



そうして夏を超え、冬を超え3年がかりで完成しました…
というより終了としました104.png

いじればいじる程亀裂が広がる状態だったので…


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ビーズ刺繍も独学でしたけど
刺しているうちにだんだん上達しました

そうね、これだけ刺せばね110.png




仕上げはミシンを使って付け帯に

とてもとても恐くて帯紐など締められないので
マジックテープで留まるように工夫しました



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[おたいこ部分]


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[前部分]






10年以上前の思い出の作品

なんだか情熱だけで突っ走った感じがするなあ~
命の炎を燃やす…なんて言ったら大げさだけど106.png

なんの為にこんなことしているんだろう…
と自問自答しながら
私、時々そういうのを作ってしまいます




今も、あるよ
フェルトタペストリーの巨大作品
クロスステッチの刺繍帯もそうなるかも



出来上がりはいつになることやら…









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Commented by kkkaoru0309 at 2017-06-09 09:53
げげげ・・・すごい!!
絽の地だと生地がつったりしませんか!?
重さは!?
Commented by urara_felt at 2017-06-09 12:54
重いです(笑)。重量バランスを取るために左右均等に刺さねばならなかったので、刺す分も余計増えてしまいました。確か薄い芯と厚めの芯と二重張りしたような…。結局勿体なくてあまり締めてません(^-^;
by urara_felt | 2017-06-09 07:58 | 着物 | Comments(2)