葡萄栗鼠文を検証する
2018年 09月 28日
日本には植物と動物を組み合わせた文様がよく見られます
例えば
梅に鶯、竹に雀、柳に燕などなど
そしてリスの場合はブドウ
いわゆる葡萄栗鼠文です
中国や日本において古来から陶磁器や蒔絵などに多く見られます
アンティークの着物や帯でも人気殺到の柄です
ではなぜリスにブドウなの?
諸説には多房であるブドウと多産のリスを合わせて子孫繁栄を表したのだとか
でも多産だったらリスよりネズミだろうし
リスはブドウよりどんぐりや木の実の方が好きそう
まあ、そこんところはネズミよりリスの方が可愛いし
木の実よりブドウの方が視覚的にきれいだから…
といったところがほんとなんじゃないかという説もあります
言われてみたら…過去の名品にケチをつけるつもりはないけど
葡萄栗鼠文のリスはまったくブドウには興味がなさそうで
完全にデザインと化しているように見えます
といったところで
今回はやたら文章が長くて、やっと私の場合
私は今まで羊毛フェルトでたくさんリスを作ってきたし
これからもきっと新しい仲間を増やしていくでしょう
今回は和のシリーズの一貫として
私なりの葡萄栗鼠文を作ってみました
私のリスは食いしん坊なのでブドウもきっと好き